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UIターン&地元トーク(1)

―オーディオテクニカフクイで働くほとんどの人が福井県出身です。福井で育ち、福井で就職する人が多い中、県外から移住を決めた社員、Uターンで戻ってきた社員も少なくありません。それぞれ、出身を含め入社の経緯を話してくれますか?

G・Kさん
僕はIターンで、生まれは山口県、大学は高知県です。就職するときは、物づくりの会社に入りたいと探しました。いくつか会社を探した中で、オーディオテクニカフクイが音に関わるメーカーで東京と福井の2拠点があることを知り、セミプロ向けを作っている福井のほうが面白そうと思って志望しました。

Y・Yさん
僕は福井出身で、石川県の大学へ進学しました。Uターンになります。就職活動を始めたときにネット検索でこの会社を見つけたのがきっかけです。合同説明会には参加せず、直接会社説明会に来ました。

M・Tさん 
高校の通学路が会社の前だったので看板はよく見ていたけど、何を作っている会社かは分かっていなかったです。就活の時にメーカーだということを知ってインターンシップで会社の雰囲気を感じて応募を決めました。

―G・Kさんは山口県から高知県の大学へ進み、そして福井県へ来られたのですね。地元に帰る予定はなかったのですか?

G・Kさん
地元の萩市は観光業・水産業が盛んな土地です。だから就職と言えばそこになってしまう。できればソフトウエアに関わる仕事をしたかったので、自然と県外で探すことになりました。他県の会社もたくさん受けた中で、やりたい仕事が福井にあったから来たと言ったほうがいいかな。それまで福井県に来たこともなかったんですが、知らない土地のほうが楽しいと思って。

―入社してからずっと福井ですか?

G・Kさん
数年前までは東京に出向していました。ちょうど会社がワイヤレス部門を強化しようという時期で、自分から手を挙げたんです。しばらく東京で仕事するのもステップアップになるし、福井へ戻っても経験が糧になると考えて。

―Y・Yさんが所属していた金沢工大の「情報フロンティア学部心理情報学科」ではどんなことを学んだのでしょう? 

Y・Yさん
「情報フロンティア学部心理情報学科」は心理学と工学系を学ぶ学科です。具体的には心理学と統計学を合わせた研究を行い、心理を科学的にとらえようという学科です。工学系の知識と研究も合わさってソフトウエア系の知識を得られます。勉強をしてみて、自分にはソフトウエアに対しての適性があると思い、技術職へ進みました。

―石川県や富山県での就職も考えられたのでは?

Y・Yさん
もちろん考えましたよ。僕の時はエントリーしまくって、20~30社送ったんじゃないかな。実際に受けたのは3~4社です。

―オーディオテクニカフクイに決めた理由はなんでしょう? 

Y・Yさん
正直、2社のうち、どちらにするか迷ったんです。ただもう1社から面接で「君は営業に向いている」と言われて、本当にSEとして雇ってもらえるんだろうかと不安になっちゃって(苦笑)。この会社からは設計という希望の内定をいただけたので決めました。

―技術職を志望しているのに、面接で「営業向き」と言われると戸惑いますね。

Y・Yさん
僕が思うに、合同会社説明会では会社のことは分からないですね。直接、会社説明会へ行ったり実際に試験を受けたりしないと、その会社の姿は見えない。僕も面接を受けて会社の人と話したから、会社が欲しい人材が見えたんです。インターネットでしかエントリーしてない僕だけど、行ってみて気づいたことです。今の就活生にはそこに気を付けてほしいと伝えたいな。

―M・Tさんは、実家がすぐ近いということですが、決め手は何でした?

M・Tさん
インターンシップでこの会社に来て、社内の雰囲気と先輩の印象が良かったことです。他社よりも内定を早くいただけたことも大きいです。さらに実家から通える距離なので、経済的に余裕が出ると。総合的に考えて決めました。

―皆さん同じ所属ですね。入社してギャップを感じたことはありましたか?

G・Kさん
思っていたより一人で仕事をすることが少なかったことかな。自分一人で設計ということはないです。先も言ったように会議や打ち合わせが多いし、人と話すことも多い。設計って一人でずっとやってるのかなと思ったけど、現場は全然違いますね。

M・Tさん
そうそう、一人で抱えることがないです。どうやったらいいのか相談しやすい空気はあります。聞きやすい雰囲気はありがたいです。席が隣だと「あれ、どうやったっけ?」と気軽に声を掛けやすい空気です。

Y・Yさん
先輩にも後輩にも聞きにくい関係だと、自分で調べて抱えるじゃないですか。確かにググれば出てくるかもしれないし、上司も自分で調べろ、と言うこともできます。だけど先輩としては素直に質問してくれたほうがいい。「なぜ、それを聞くんだろう?」と、聞かれたことで自分が気づかなかったこともありますから。

G・Kさん
業務連絡のコミュニケーションは密だよね。ボードゲームの情報交換もするけど(笑)。

Y・Yさん
打ち合わせの時に「G・Kさん、そういえばあんなこと言ってましたよね。あの機種であんなことありましたよね」と話すこともあるし。設計書には残らないトラブルで、記憶にはあるというケース。結構これ大事じゃない?

―G・Kさんは、本社から帰ってきたときに浦島太郎でした?

G・Kさん
それが、そうはなりませんでした。本社にいても打ち合わせで福井の人たちと顔を合わせるからかな。本社から戻ってきたとき、総務が靴箱もロッカーもそのまま残しておいてくれたのには、個人的にすごく感動しました。

―M・Tさんは福井生まれ福井育ちで、会社と自宅が近いかたです。地元で就職する良さをどんなところで感じますか? 

M・Tさん 
生活がすごく楽で、金銭的にも余裕ができます。昔からの友人が近くにいて楽しい。県外に出て住んでいたらそうもできないし、住居費や食費で年間に浮く金額は結構あると思いますよ。

―都会への憧れはなかったですか? 

M・Tさん
都会への憧れはなかったですねえ。田舎がいいというより都会の人混みが苦手なんです。そもそも田舎でできることで事足りるのに、都会でできて田舎でできないことってなんだろうと思っていて。

G・Kさん
田舎にないのはライブくらいじゃない?

M・Tさん
ライブなら福井から行けばいいじゃないですか(笑)。都会がうんぬんと言いつつも、実は春から東京本社で働くことになりまして…。行ってみようというか行くしかない、と。

G・Kさん
スキルが上がるし、本社の人との人間関係も築けるから行って損はないよ。福井へ戻ってからも力になるから。

Y・Yさん
僕も春から単身で東京へ行きます。G・Kさんの前例もあって、本社の方と交流するのは、これからの自分にも大事だと思ったからです。家族も理解してくれました。これまで1カ月ほど不在という長期出張もあったので、その延長みたいな感じ?

―最後にUターン、Iターン、地元で就職というそれぞれの立場で思うところを話してくれますか?

Y・Yさん
Uターンはあくまで結果です。うちの会社のことを親は知っていたし、親戚の集まりでも話題に上がっていました。地元の人に会社の評判を聞く、まず身内に聞くのも情報収集の一つになります。

G・Kさん
働くにしても、暮らすにしても、その土地で楽しむ気持ちがあれば何でもできます。

M・Tさん
出張で東京や海外にも行き、改めて地元の良さを振り返っています。憧れだけで都会へ行くと後悔することもあるでしょう。経済面で考えれば福井で仕事をして暮らすほうがいい。遊びたいときだけ、都会へ出掛ければいいと思っています。