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試聴室

オーディオテクニカフクイ 試聴室

■音響製品の評価やプレゼン、勉強会に使用します試聴室です。

音の絶対評価は難しい作業です。一般的には基準(音楽・機材・部屋)を作りこんで相対評価をしていく為の試聴室でもあります。

製品の測定データがいくら良くても、人間の五感で感じる音は語りつくせないほど複雑でシビアです。

現時点では製品の電気的特性や、周波数特性・インパルス特性・音圧が、理想の値を示したとしてもそれが『良い音』とは限りません。

『良い音』という定義の難しい言葉を具現化する為に、最終的には実際に人間の耳で音を聴いて、感性で仕上げていくという作業が必要になります。

その為に各種オーディオの機材を有して音の聴ける環境をそろえています。

■創業以来変わらないもの。

デジタルの波に押され各社アナログからデジタルへシフトしていくなか、創業以来ずっと作り続けてきたアナログ変換機『音の入り口と出口』。

永きにわたってやり続けてきた無数のノウハウの積み重ねが今に活きています。

デジタル処理の前にはA-D変換。後ろにはD-A変換という作業があり、その前後には(空気振動)⇔(機械振動)⇔(電気信号)に変換するマイクロホンであったり、スピーカーが存在しています。

創業時から生産していたアナログレコードカートリッジ。

後にその技術を使って生産を開始したヘッドホン(スピーカー)。そしてマイクロホンといったアナログ変換機(トランスデューサ)を今でも作り続けているからこそ精度の高い音響製品のプロデュースと生産が出来るのです。

■デジタルで音を操ろうと思うとアナログの特性を知り尽くしていないと実現できない音響性能があります。

アナログの難しさは決して理論通りにいかない事です。

試作と試聴を繰り返し『良い音』という定義の無い言葉を実現していく。

それが今も脈々と続く私達の挑戦です。

研ぎ澄まされた感性と経験が必要な仕事なのです。