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ポータプル蓄音機本体レストア事例【日本コロムビア G-260】

レストア : 日本コロムビア G-260(日本製)

たいへん申し訳ありませんが、お客様からの蓄音機修理依頼には対応しておりません

※この修理事例の内容は、弊社管理の蓄音機修理内容を開示しています

※皆様がお持の蓄音機を修理する場合、参考になればという事で掲示しております

 ご了承ください

オーディオ専門月刊誌 stereo の記事を読まれた方が、はるばる長野県から訪ねてこられました。

その際、「家に50年ほど眠っている蓄音機があり、どこか直して利用して頂けるところを探してます」という事で、譲り受けました。 

①レコードが回転がゆっくり 

②サウンドボックスのアーム取り付け部ゴムが劣化して加水分解して取りつかない 

③アームが固く動きが悪い 

という事でレストアです。

 

 

幸いにしてメカは、古いグリスの固着と回転部グリス・油切れで、古いグリスを除去して、高速回転部には油を。低速回転部にはグリスを塗って復活です。

 

あとは、部品を外しターンテーブル・アーム・他の金具部分のメッキ部分をコンパウンドで磨き。

サウンドボックスは、針から振動を伝えるアームのピポットベアリング部分が古いグリスで固着していて動き悪く、全てベアリングのボールを外して洗浄。

 

 

劣化したサウンドボックスのハウジングは腐食していますので、錆を落として黒塗装。

取り付けねじ部は、M1.7の普通の長いねじが代用品に代わっていたので、M2のつまみねじが入るようにタップを立てて。

M2のつまみ付きねじに交換。

ピポットベアリングのボールを新しいグリスを入れて装着。

外周に小ボール5個と、センターに中ボール1個。

ピポット部分の締め付け調整をして、サウンドボックスの組み上げ。
アームに取り付ける部分のパッキンをゴムシートで作って仕上げ。

見事復活をしました。

これから、イベントやワークショップで活躍してもらう予定です。

TEXT:M_Ichihashi