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蓄音機本体レストア事例【STANDARD・型式不明】

レストア : STANDARD・(型式不明) 1919年製造(日本製)

たいへん申し訳ありませんが、お客様からの蓄音機修理依頼には対応しておりません

※この修理事例の内容は、弊社管理の蓄音機修理内容を開示しています

※皆様がお持の蓄音機を修理する場合、参考になればという事で掲示しております

 ご了承ください

永らく古民家に眠っていました蓄音機をお預かりしました。

型式不明ですが、スタンダード蓄音機 1919年製。

この個体の不具合は 

①レコードが回転しない 

②サウンドボックス一体型アームが取りつかない 

③サウンドボックスの振動板を留めているゴムの劣化 

という事でレストアです。

 

 

かなりの劣悪な環境で置かれていたのでしょうか。こびりついた汚れがなかなか落ちませんが、ガラス泡洗浄剤で溶かして落とします。

 

情報が乏しいのですが、多分に1919年製造 日本製の蓄音機の様です。

メカは内部のグリスが劣化している様子で、つまようじとパーツクリーナーを使ってギア溝内部の古いグリスを取り除きます。

その後、低速回転部のギアにはシリコングリス。高速回転部のギアにはマシン油を噴射して無事動き出しました。

 

 

劣化したサウンドボックスの振動板(石英=マイカ板)円周のゴムを取り除き

代わりに、ホームセンターで売っていますゴムマットを円カッターでカットして、製作です

この蓄音機のアームは、保持する部分にスリットが切ってありますのでφ1mmの針金を通して、スリットに挟み込む事で保持する事が出来ました。これで修理完了です。やはり年数が100年以上たっているのでゴム系・グリス系が劣化していますが、機構が単純なのでこうやって直す事が可能です。

TEXT:M_Ichihashi